FF14オープンβも4日目です。マメにメンテはあるものの、始まってみれば特に大きな障害も無く、毎日楽しく遊べています。色々とまだ準備中というか、実装待ちな部分はあるものの、現時点での完成度は恐らく高く。なにかとやることはいっぱいで、これがβテストだということを忘れてしまいがちです。
とにかく目を奪われるのはその映像美で、カリカリにシャープネスをかけた僕好みの画像でそれがしかもそのまま動いているっていうのがなんだかすごい。高いところから見た景色とか、水面とか、そんな所にもいちいち感動して歩いています。
MMOの目的を、何かをみんなでクリアすること、に置くとすれば、恐らくまだFF14というゲームの評価はできないのかもしれません。僕は、ギルドリーブという名称のカンパニエOPS的なものとか結構好きですが、そればかりだと結局はなんなんだよ、っていう人もいるのかも。
キャラクターを育てて、で、結局何をするのよ、っていう部分がまだ実装されておらず、それがあるのかないのか、まだわかりません。でもキャラクタを育てる、っていう部分が、それぞれの遊び方に応じて幅広く用意されてるのかなあ、ってところに結構期待をしていて、FFXIのように、全てのことをみんながやらないとダメという価値観、マートキャップを取るやつが結局すごいやつになってしまう価値観ばかりにならないようなバランス調整に期待をしています。
ちょっと昔話になりますが、10年以上前からUltimaOnlineというMMOがありまして、それが僕のMMOデビューになります。今はどうだか知らないんですが、当時そこにはセカンドライフ的なゲームの中での暮らし、ってのがきちんとあって、鍛えて対人戦を楽しむもよし、鍛冶のエキスパートを作ってひたすら武器や鎧を作るもよし、っていう形が、きちんとあったんですよね。PK、PKK、MPK、すりや泥棒なんてのが職業としてもあって、それらはロールプレイとしてお互い認め合っていて、色々とカオスでしたが、納得のいく在り方で世界を形作っていて、そこはとても心地よい世界でした。
僕は結局その中で鍛冶師という職業に落ち着いて、鍛冶師の集まる鍛冶屋にたむろして、訪れる冒険者たちの武器防具を治して暮らしていました(武器が磨耗するという概念があって、腕のいい鍛冶師が修理すると、劣化が少し遅くなるんです)。腕のいい鍛冶師には固定客がつくのですが、ありがたいことに僕にも何人かいまして。彼らから結婚式(公式サポートの結婚式も既にあったんです)で着る鎧を依頼されたり。世界のどこかで掘れるものすごくレアな金属を全身に使った真っ青な鎧を僕の銘入りで欲しいと言われて、一月ほどかけてその金属を世界中で集めて回って、完成して城を買えるほどの金額をいただいたり。なんだかんだと、その記憶は僕の中でとても楽しかったものとしていまだに君臨し続けているんです。
今回のFF14にはその匂いを少し感じていて、例えば戦闘はあまり好きではないけど、そういう生産系のロールプレイはやりたい、って方でも満足できるようなシステム、できないもんかな、なんて期待してしまっています。なにより、そのUltimaOnlineで生産系スキルのディレクターをしていた方が、実は今FF14のスタッフの中にいるらしいのです。だから余計にね、期待しちゃいます。
あれ、長くなっちゃったな。
とりあえず毎日、敵を倒したり、ふらふらと歩き回ったりして暮らしています。楽しいものに仕上がるといいなあ・・・
またスクリーンショットをざっくり載せておきます。
これらは全て実際のプレイ中の画面です。よろしければご覧になってくださいませ。
そして、よかったら、この世界で一緒に遊びましょうよ。知り合いもそうじゃない人も、色々あった人も水に流して、さ。(まあ、主に僕が許してもらう側なんですが・・・w)