正月休み終了

年末にFF11に復帰して外出自粛の年末年始ずっと遊んでいましたが、昨日で妻の正月休みが終了。

僕は自営業でまだ次の仕事が始まっていないので自由な時間はありますが、それでも真っ昼間から延々やるような大人はさすがにまずいという自覚はいいかげんあって僕も自粛。

レベル上げについてだいぶ緩和されたと一つ前の記事で書いたんですがそれはキャンペーンもあってのことのようで、本日0時時点でそのキャンペーンが終了して取得経験値が半分になり、効率も半減。

まあそれでも僕がやっていたころに比べてまるで別のゲームのように楽ではあり、ストレスはありません。

2時間おきに経験値+150%の指輪が使えるので、専心してさくっと経験値を稼ぎ、指輪待ちの間にミッションやクエをやるという遊び方にしていたのですが、それでも十分レベルが上がっていくし、なんなら今99になってるジョブでアイテムレベルの高い装備をつけてフェイスを出せばミッションのクリアは可能なので、通常コンテンツを遊ぶのに不自由は無く、久しぶりに遊んだFF11はとても楽しかったです。

それでも悪い意味でやっぱりFF11だなと感じたのは、ミッションやクエの合間の無駄な移動、無駄なアイテム集め、無駄なエリアチェンジやヴァナ0時またぎなどが変わらず現役であること。

これはほんとに無駄だけど、古いシナリオに手を加えるほどの手間はかけられないんでしょうね。結局やりかけのアルタナミッションでさえ、年末年始の10連休の間で終わらせることはできませんでした。

だって一つのミッションを進めるのに関連する5つのクエのクリアが必要で、それらのクエの内容によってはその前のクエや関連する別のクエのクリアが必要で、それに0時またぎが必要で、各イベント間の移動がテレポ的な移動ができない箇所で、必要なアイテムがランダムドロップなのでそれを取得するのに運が悪いと数時間。

それらが連鎖して、結局ひとつのクエに早くても1時間、長いと数時間がかかってしまうので、ミッションの一節を進めるのに結局1日のプレイ時間のほとんどを費やしてしまう形になります。それがひとつのシナリオでだいたい60節。そりゃ終わんないです。

僕のようにそろそろ枯れきって、残りの人生をどうやって逃げ切ろうかと考えている人間にはそれでもいいけれど、現実の体験や広がりが大事な若い人たちがミッションの無駄にその貴重な時間を吸い取られるのはもったいないなあと老人となった今は思います。

でもこれ、仲のいいLSの面々とかと、なんでこんなにドロップしないんだと延々愚痴を言い合いながらドロップを待つなんてのはとても楽しい時間ではあります。

Ultima Onlineのころが僕のMMOの全盛と言っていいと思いますが、本当に貴重な経験をしたと思っているし、あの時間は二度と帰らないともうわかっているので余計に尊くて、自分の人生にあの時間があったことに今でもとても感謝しています。

書いてるうちに結論が変わってしまってるけど、今の若い人たちがミッションで無駄にかかる時間も楽しめて、誰かと過ごした楽しい瞬間の記憶として彼らの中に残っていくなら、その時間も結局無駄じゃないですよね。

MMOの中で生きるのは楽しいけれどここで得られる経験値やスキルはここからは持ち出せないし、貴重なのはここでの出会いや人との関わりだと思います。

MMOで人と関わることを重視する人、とりわけ異性との出会いを求める人を出会い厨なんて揶揄する傾向はありますが、人として人生を生きてる上でMMOと関わるならそのほうがむしろ自然というか、プラットフォームとして活かせてるような気もします。

ゲームの世界はあくまでも仮想空間で、あくまでもこれは舞台装置なわけで。

若者の出会いの形としてマッチングアプリが一般的に浸透してきている昨今、ゲームで出会って一緒に遊んでるうちに仲良くなって、なんてのはむしろ健康的にさえ感じます。


新年早々なに書いてるのかわからなくなってきましたが、せっかく復帰したしアルタナミッションもアドゥリンも終わらなかったしで、もうしばらくまた続けると思います。

どこかでお会いできたら、仲良くしてください。

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