FFXIV:FCに入りました

フリーカンパニー、いわゆるFCに入りました。

先日公式サイトのロードストーンのほうでゲーム内でのつながりについての日記を書いて反応があまり無かったという話を書いたと思うのですが、その数少ない反応の方々がそれぞれtellをくれて、お一人はフレとなり、もうお一人はFCに誘ってくれたので、とりあえず勢いで入ってみました。

入ってみての感想としてはまずみなさんとても優しくていい人で、加入した日はみなさんFCハウスに集まってくれてわいわいと迎えてくれました。

そして加入した日にすでにちらっと感じて、日が経って段々と強くなってきた思いは、やはりすでに何年も運営されているゲームなので長く遊んでる人との格差、温度差は簡単に埋められるものではないというものでした。

アクティブが10人程のFCですが最近始めた人は僕の他にはもう一人。

現在僕は蒼天の後半、その方は蒼天の前半くらいです。

おそらく気のつく範囲で気を使ってもらっている気配はあるものの、僕の知らない先のコンテンツをやっている最中のコミュニケーションがFC会話で行われるため、意図的なネタバレではないものの、会話の端々からできればまだ知りたくない情報が流れてきます。

おそらく進行がおおよそ揃っている前提の場合にFCの中で情報の風通しをよくする意味でPT中でもあえてFC会話で話す文化がこのFCでは出来上がっているのだと思いますが、それが僕やもうひとりの方には毒となってしまいます。

そしてこちら発信の会話の多くはすでに彼らが通った道なので「それは実はこう」「こうすべき」で塗り替えられます。

それはたぶん僕が損することが無いよう、少しでも有効な方法で進める一助となるようそうしてくれていて、彼らとしては親切なアドバイスのつもりなのだろうと思うとそれ自体は否定も拒否もできませんが、結果として僕へのマウンティングとなってしまいます。

そして向こうとの決定的な意識の差として感じてしまうのが、会話の締めにかならず言われる「がんばってね」との言葉。

それはコーチが選手に、先生が生徒に、親が子に対して言う言葉であって、本人たちも気づかないレベルで、自分たちに追いついてきたら初めて対等に一緒に遊べる、そこまでは頑張ってまず追いつくのが正しいのだという意識があることが伺えます。

もちろん14の長い運営歴とこれまでの様々な歴史を考えると先発の人間が知らずそんな意識になることは責められることではないし、それらの内容はおそらく14のスタンダードであり僕はそれを受け止めるしかなく、結局FC会話では14に関係ない会話しかできなくなっていきます。

そうなると自然と自分のプレイに集中するのですが、少人数だけに挨拶や呼びかけなどを見逃すわけにはいかないので、自分なりのプレイをしながらもFC会話には常に意識を向けておくという状態が続いています。

僕はMMOにおいてこんなに長いサービス歴のものを後発で新規に始めたのはこれが初めてで、先に色々終えた状態で誰かを助けながら導くという立場でやったことしかなかったので、もしかしてあとから始めた人たちに実はこういう思いをさせていたのかもしれないと思うと、それには猛省が必要だと感じました。

かつてFF11において自分たち先発プレイヤーが傲慢にも「育てた」と思い込んでいた後発プレイヤーたちが、後に「育てた」つもりの僕らを外して固定パーティを組んでやり始めて、それで当時のLSがぎくしゃくして最終的には解散してしまいそれを恨んだりもしましたが、今考えると彼ら的には普通のことだったかもしれません。

一緒に遊ぶプレイヤーであることをちゃんと認識できていなかったのは自分たちの方だったということなんだと思います。

14においては、そもそもこれだけ長い歴史のあるゲームを後発で始めて純粋に楽しめるわけはなく、特に14のように予習復習がなにより大事とされる世界観においては、先達に「教育」されることを受け止めることは当然ともいうべき流れかもしれません。

しかしそれを当然とするには僕自身が歳をとりすぎてるし、それ以外の楽しみ方も普通にあるだろうからそれに甘んじるのは僕はあまり肯定的ではなく、今の状況は少し見直すべきかなと考えているところです。

かくなる上は自分でFCを作って同じような意識の方、遊び方の温度感が揃う方を集めるか、もしくはそれをすでにやっている方を見つけてそういうFCに入るか、そのあたりどうするかはきっとなりゆき次第です。

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